大学通信教育とは
- 学びたい人を支えて70余年 長い歴史と確固たる実績
- 大学通信教育は、昭和22年に学校教育法によって制度化され、昭和25年には正規の大学教育課程として認可(文部省(当時)認可通信教育)されました。「学びたい」「もっと別の分野の勉強をしたい」「さらに深く、専門的に学究したい」という学びたい人たちの思いとともに70年、基礎から専門まで幅広い学科カリキュラムを網羅し、全国で約25万人がそれぞれの学習動機に合わせて学んでいます。
- 取得可能な免許・資格も豊富
- 通学課程と同等の卒業資格や学位、教員免許、諸資格が取得できます。教員免許については、小学校、幼稚園から中高の主要教科、及び特別支援学校(養護学校)の教諭の免許取得が可能です。新たに免許状を取得することはもちろんのこと、現在持っている免許状を基にして、上級の免許状に上進させたり、同校種の他の教科の免許状を取得したりする場合などにも、大学通信教育を利用することができます。
- 『学びやすさ』が最大の特徴
- 学びたいという強い意欲や向学心を持ちながらも、「大学に通学するには不便な場所に住んでいる」「仕事が忙しくて勉強する時間がない」「学費が高い」などの地理的・時間的・経済的制約によって、通学課程での大学就学が困難な方が全国にたくさんいます。大学通信教育はそんな方々の思いに応えようとする開かれた高等教育機関です。仕事と両立しながらの社会人の再学習や、人生設計、自己実現といった「生涯学習」のステージとしても、今後一層の期待が寄せられています。
- 大学院は博士課程まで設置
- 学習ニーズの高まりを受けて文部科学省は、平成10年3月に通信制大学院を制度化しました。平成11年4月には日本大学ほか全4大学で修士課程の通信教育がスタートし、現在全国26大学院で開設されています。博士課程は11大学院が開設しています。大学院は、基礎研究を中心とした学術研究の推進とともに、研究者の養成及び高度専門的能力を有する人材の育成という役割を担っています。そのため通信制においても入学定員枠が少なく、従来の大学通信教育とはいくつか異なる点があります。
- いくつになっても どんな方でも 幅広い年代・職種から支持
- 大学通信教育では、高校卒業資格かそれ相応以上の学力がある、または高等学校卒業程度認定試験に合格しているなどの条件を満たせば、だれにでも入学資格が認められます。また、大学入学資格を持たない人のためのコース(特修生制度)を設けている大学もあります。年齢制限もありません。いつからでも始められ、しかも自分のペースで学ぶことができます。現在、年齢・性別・職業もさまざまな、幅広い層の方々が全国で約25万人、学んでいます。
- 働く30代・40代を中心に人気が高まっています
- 大学教育の必要性を痛切に感じるのは、社会に出てからの場合が多いようです。例えば、仕事に必要な資格の取得に、大卒資格の必要に迫られて、仕事先でスキルアップするため、などなど動機はさまざまです。こういった、向学心がありながら時間的・地理的な制約がある社会人にとって、大学通信教育は心強い味方といえます。
- 『生涯学習』を志す方に有意義な手段
- いくつになっても、どんな方でも、自分らしく幸せに生きたいと願う思いは共通です。そのためには具体的な目標を定めて、その目標を実現するために努力をすることが大切です。政府の提唱する「生涯学習」もまた、幸せに生きることへの手段です。技術や資格の取得はもちろん、体系的な知識を学ぶことそのものが、大きな歓びに成り得るのです。大学通信教育は、生涯学習においても重要な役割を担っています。
合同入学説明会について
公益財団法人 私立大学通信教育協会が主催・運営するする事業です。大学通信教育を実施している大学・大学院・短期大学が合同で入学説明会を開催します。なお、この合同入学説明会に参加しなくても入学することはできます。疑問や質問があれば、希望する大学・短期大学にいつでも電話等でご相談下さい。
令和7年 春期合同入学説明会(終了しました)
- 札幌 2月15日(土)11:00~16:00 アスティホール4階
- 東京 2月2日(日)11:00~16:00 新宿エルタワー 30階サンスカイルーム
- 東京 2月16日(日)11:00~16:00 新宿エルタワー 30階サンスカイルーム
- 名古屋 1月25日(土)11:00~16:00 愛知県産業労働センター(ウインクあいち)6階
- 大阪 2月8日(土)11:00~16:00 梅田スカイビル10階アウラホール
- 大阪 2月9日(日)11:00~16:00 梅田スカイビル10階アウラホール
- 福岡 2月1日(土)11:00~16:00 アクロス福岡B2階 イベントホール
※公益財団法人 私立大学通信教育協会 ホームページより抜粋